THE戯言

Quitters never win. Winners never quit.

アナログゲームプレイ偏愛「アンガーマネジメントゲーム」

私はボードゲームを含む、アナログゲームが好きです。

 

5~6年前から大学時代の友人たちとプレイするようになり、「カタンの開拓者たち」や「カルカソンヌ」といった超メジャーな海外のボードゲームをはじめ、日本人のゲームデザイナーによって作られた「ラブレター」や「犯人は踊る」といったカードゲームまで幅広くプレイしてきました。

 

日本でも一時期「人狼ゲーム」が盛り上がったので、アナログゲームというジャンルがあるという認知は広がったと思います。

 

アナログゲームには他のプレイヤーと交渉をしつつギリギリで出し抜いたり、ハッタリをかましつつ誰が嘘をついているかを見抜いたりと、基本的にはプレイヤー同士コミュニケーションをしながら進めていくものが多いです。この中でよく知っているはずの友人の新しい一面を知るなどの発見があり、それが大きな魅力になっています。

 

今日は友人宅で遊びに行った際に「アンガーマネジメントゲーム」をプレイしました。

 

一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会が販売しているこのゲームは下記のように紹介されています。

カードに記載された“怒り”を感じうる様々な場面に対し、相手がどのくらいの“怒り”を感じるかを予想して当てる、世界初となる“怒りのツボ当てカードゲーム”

■「アンガーマネジメントゲーム」5月5日に発売! | 日本アンガーマネジメント協会

 

プレイヤーは「レジに並んでいたら横入りされた」「社内で話していたアイデアを盗まれた」「勝手に自分の写真をSNSにアップされた」など、カードに示された状況に対し、自分はどれくらい怒りを感じるかということを0~10の段階で選び、他のプレイヤーはそれを当てるというゲームです。もっとも正確に怒りレベルを予測できたプレイヤーが勝利となる、プレイヤーの怒りのツボをあてていくゲームです。

 

「ドライブ中、ナビの最適ルートに進んだのに渋滞につかまった」とか「なんで恋人つくらないの?つくったほうがいいよ!としつこく言われる」といった、確かにイラっとするような内容が多く、「あーこれはわかる!」「これはイライラするわー」といった会話でまず盛り上がります。

 

ただし、こういう状況についてどれだけ怒りを覚えるかは本当に人によるので、人によっては意外と怒りレベルが低かったり、逆に「え、こんなことでそんなに怒るの!?」というように意外な怒りのツボなどがわかったりと、プレイしていくうちに面白い発見があります。長い付き合いの人が相手であっても必ずしも有利にはたらくわけではないところがこのゲームの面白いところです。

 

むしろプレイていくなかで他のプレイヤーについて知っていくというような側面が強いので、会社の同僚や同じチームの人たちとチームビルディングの為にも活用できる非常に実用的なゲームになっています。

 

正直、そもそもの設計としてこのゲームにはそんなに戦略性はありません。プレイヤー同士の駆け引きや戦略を楽しむというよりは、共感と発見を楽しむようなゲームです。だからこそ負けたとしても楽しめますし、殺伐とした空気にならないのでビギナーにも楽しめる内容になっています。友達、家族などでワイワイ楽しむのにおすすめです。

 

これとは別の話になるのですが、前から注文していた『顧客が本当に必要だったものゲーム』が発送されたとのメールが届きました。

 

このゲームもかなりエッジが立っており、かなり面白そうだと期待値高めです。

早く届かないかなあ

 

 

 

 

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