THE戯言

Quitters never win. Winners never quit.

真夏の熱戦!! G1 CLIMAX 8.11大会@武道館

昨日、新日本プロレス真夏の祭典、G1 CLIMAXを観戦しに武道館まで行ってまいりました!

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G1 CLIMAXとは、20名の選手が2つのブロックに分かれ、それぞれ総当たりで約1ヶ月に渡って試合を繰り広げる夏の恒例イベントです。出場できるのはいずれもエース選手のみなので、どの試合を観ても面白いというファンにはたまらない大会なのです。短期間に何戦もこなさなければいけないので、選手にとっては本当に過酷だと思うのですが...。

www.g1climax.jp

 

昨日はBブロックの試合が行われる日で、Bブロックからの優勝決定戦出場選手が決まる日でした。Aブロックはすでにこの前日に棚橋選手が決勝進出を決めており、この日決まるBブロックの優勝決定戦出場選手と8/12(今日)にG1の決勝戦を戦うことになります。

結論から言うと名試合に次ぐ名試合!熱戦に次ぐ熱戦!で、今も興奮が止まりません。公式戦以外の5戦も含めハズレの試合ひとつもなし!いや、矢野vsタマ・トンガ戦はBULLET CLUB OGの乱入によってちょっと後味の悪いすっきりしない結果になってしまったことは否めませんが...。

前日に公式で警告が出ていたのにもかかわらず...彼らはいったい何がしたいのでしょうか?

それ以外は本当に素晴らしい試合の連続でした。

第5試合には本間選手が出場!これは嬉しかったです。復帰後のこけしがみれたのは本当に胸が熱くなりました。こけしを躱したオカダ選手に対し会場がブーイングが飛んでいたので、みんな同じ気持ちだったのではないでしょうか。

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公式戦も最高に熱い試合の連続で、どの試合でも選手の気合が入っているのが伝わってきました。ここではその盛り上がりを伝えきれないのが辛い。

 

ジュース・ロビンソン vs 後藤洋央紀

後藤が勝つと思ってたんですけどね...。やはりIWGP US王者のタイトルは軽くないということですね。後藤は終わってみればリーグ戦最下位タイなんですね。あの後藤でもこの成績というところにG1のレベルの高さが感じられます。ジュースのフライングクロスボディ美しかった。

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石井智宏 vs SANADA。

今年のG1では、私の中でSANADA選手の評価が爆上がりしました。正直これまではあまり注目していなかったのですが、このキレキレのムーブに目を奪われました。今後はちゃんとフォローしていきたいと思います。しかしそんなSANADAでも勝てないのが石井智宏という選手。序盤SANADAからチョップを散々浴びながらも意に介しないようなアピールをしてた時の顔がめちゃくちゃ怖かったです。石井選手の垂直落下式ブレーンバスターで決着。

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セミファイナルは内藤哲也 vs ザック・セイバーJr.

内藤、ゆっくりとしたリングイン。プラスなかなかコスチュームを脱がないw ザックが明らかにイライラしていました。内藤としてはまさに「トランキーロ」って感じだったのでしょう。ゴングと同時にザックが内藤を襲撃していきました。

それにしてもザックの関節技は綺麗ですよね。本当にどんなタイミングでもサブミッションに移行する技術に「嘘だろ?」と思ったことは少なくありません。内藤の得意技デスティーノも卍固めで返されてました。そんなことができるのはザックならでは。

内藤も一度返されて引き下がるわけにはいきません。再度デスティーノを狙い、今度はしっかりとザックをマットに突き刺しました。ロープを使ったDDTといい、内藤の技はアクロバティックで観ていて非常にスカッとするものが多くて好きです。

しかし、止めのデスティーノを堪えたザックが逆にザックドライバーをお見舞い。これがフィニッシュとなりました。

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そして最終戦。会場のボルテージはMAXです。

ケニー・オメガ vs 飯伏幸太

この日、どの試合も素晴らしいカードだったのですが、この試合に対する会場の期待はやはり格別でした。観客の多くも明らかにこのメインイベントを目当てにしていました。Golden LoversのTシャツを着ていた人をたくさん目にしました。

かつてGolden Loversというタッグを組んでいた2人。この2人のシングル戦は6年前に行われ、その時は飯伏の勝利に終わっています。しかしその後の6年で2人の立場には差が出てきてしまいました。ケニーがIWGPヘビー級のチャンピオンベルトを持つに至ったに比べ、飯伏はその評価の高さとは裏腹に無冠の状態が続きます。

今年に入り、BULLET CLUBとの内紛からケニーが襲撃を受けた際に飯伏が救出に現れて以来、今までなんとなく距離があった2人がまた急速に距離を縮めていったのを嬉しく思うファンも多かったでしょう。

そんななかでの2人の勝負。盛り上がらないわけがありませんでした!

 

タッグを組んでいたこともあり、お互いの手の内は知り尽くしている2人。勝つためにはそれを上回る攻めをしなければという気合があったのか、両者ともまるで容赦のない技の応酬が続きます。特に両者の打撃のエゲツなさは半端じゃありませんでした。

飯伏の得意ムーブであるミドルキック→ムーンサルトボディプレスもこの日はムーンサルトダブルニーへ変形。ケニーの胸部に飯伏の膝が突き刺さった時には会場にどよめきが走りました。あまりにもエグかった...。

ケニーも負けじとVトリガーを連発していましたね。あれを何発も食らうというのはあまり想像したくありません。試合後、飯伏が試合の記憶がないと話していましたが、そうなっても無理はないと誰もが思ったでしょう。

最後は、飯伏が膝パッドを外した状態からカミゴェを叩き込んで勝利。一度はカミゴェを食らったあとのフォールを返したケニーもここで力尽きました。

会場は大歓声と大きな拍手に包まれました。

 

ケニーのノータッチ・トペ・コンヒーロ。

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ケニーの雪崩式ドラゴンスープレックス。しかしこれは飯伏がバク宙して着地。無事エスケープする。信じられん...。

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Vトリガーが飯伏に炸裂。インパクトの音が会場に響き渡る。恐怖!

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飯伏の攻めも相当えげつない。コーナー最上段からのケニーの後頭部へフットスタンプ。死ぬだろこれ。

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フィニッシュのカミゴェ!膝パッドがないむき出しの右膝がケニーの顔面に突き刺さる...!!

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このインパクトをごらんください。常人なら即死してもおかしくないであろう威力...!しかもこの前にも一度ケニーはこれを食らってフォールを返しています。彼もやはり化物...!

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簡単に書くつもりが結構時間かかってしまいました...。これでもまだ書き足りないのですが、すでに今日の試合が始まってしまっています!!

詳細な試合内容を知りたい方はG1特設サイトからご確認ください。

www.njpw.co.jp

 

G1を制するのは棚橋か!?飯伏か!?

きっとGOLDEN STARがやってくれるはずだと信じています!目指せ神越え!

今日は新日本プロレスワールドのLIVEストリーミングで応援したいと思います。

楽しみすぎる!!!

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