聴覚による現実拡張 ambieがいい感じ
GW中によってみた蔦屋家電で買ったイヤホン、ambieが非常にいい感じです。
これは耳たぶに挟むタイプで、耳を完全に塞がずに音楽を楽しめるという新しいタイプのイヤホンです。
(写真はambieの公式HPから拝借しました)
従来型と違い外の音がはっきり聞こえるので、ジョギング中に後ろからきた車に気づかずびっくり、ということも避けられそうです。
音質も悪くなく、聞いていてストレスを感じることはありません。
骨伝導タイプなの?と周りの人にはよく聞かれるのですがそうではなく、ソニーの音響技術を使っているとのことです。
なぜそんなことができるかというと、この会社は産業革新機構のファンドであるWiL Fund I, L.P.とソニービデオ&サウンドプロダクツ株式会社がそれぞれ出資して設立されからということが企業概要のページに書いてあります。さすがソニー。
箱もオシャレなデザイン。
最近の家電はどれも外装のセンスがよく、蔦屋書店では目移り不可避でした。センスの良いデザインは見ていて気持ちがいいものです。
前述のとおりambieは耳を塞がないので外の音が普通に聞こえます。音楽を聞きながら人と話すのも全く問題ありません。
またデザイン上長時間耳に付けっ放しでも痛くならないように設計されているとのことです。確かにボディは柔らかなシリコン製で手触りはいいです。
公式HPでも「一日中つけっぱなし」を可能にすることをコンセプトにしている的なことが書いてありますし。イヤホンマイクもついてるので、確かにその気になればずっとつけ続けていられるかも。
ノイズキャンセリング機能のついたイヤホン、ヘッドホンが音の世界に没入するものとすれば、ambieは現実世界にBGMを流すことができるという感じです。通常の世界に音楽というレイヤーをプラスできる感じ。これは完全にVRとARの関係と同じで、視覚-映像の対応関係が聴覚-音声に切り替わっただけとも言えるんじゃないかと思ってます。
もしオフィスで音楽を聞くことが許されているのであれば、会社にいるときにずっとつけぱなしで1日中テンションの上がる系の音楽を聞いてみてください。いつもよりもずっと重要な仕事をしているように感じられるかもしれません。音楽が人の気持ちに与える影響は極めて大きいです。セルフモチベートにはうってつけのツールであると言えましょう(適当)。
最後に音漏れについてですが、爆音で流さない限りは基本的に問題ないかと思います。とはいえやはり距離が近いと微妙に漏れ聞こえてくるので、静かな電車内で使用していると隣の人に嫌な顔をされてしまうかもしれません。
そういう恐れがあるので私は電車の中では使わないようにしています。
ambieにはマイクもついているので、Siriを呼び出すことも可能とか。まだまだ使いこなす余地がありそうで楽しみです。